ニュースリリース : 2008.8.11 Androidの組込みシステム向け拡張プラットフォームのロードマップを発表
投稿日時: 2009-08-11 09:00:00 (4870 ヒット)

報道関係各位
プレスリリース

2009年8月11日
一般社団法人Open Embedded Software Foundation
三浦雅孝


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OESF、Androidの組込みシステム向け拡張プラットフォームのロードマップを発表
〜 OESF Embedded Master 1 (開発コード:BlueberryCupcake)として2009年11月にリリース〜
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 一般社団法人Open Embedded Software Foundation(以下OESFとする)(所在地:東京都新宿区 代表理事:三浦雅孝)は、GoogleのOpen Handset Alliance が推進する携帯向けオープンソースプロジェクトであるAndroidをベースに、情報家電やセットトップボックス、ビジネスフォン、車載機器、医療機器などの組込みシステムに必要なソフトウェアの追加・修正を行い、その成果をOESF Embedded Master (以下EM) ディストリビューションとして公開します。まず、最初のバージョン(EM1)を2009年11月にOESF会員企業向けにリリースし、一般向けには2010年2月に公開する予定です。また、開発したソフトウェアは原則としてApache2.0のライセンス契約に従い、無償のオープンソースとしてインターネット上で入手可能とします。EM1のAndroidベースバージョンはAndroid1.5を予定しており、開発コードをBlueberryCupcakeとします。その後、2010年夏までにはEM2としてAndroid2.0へのベースアップ及び更なる機能拡張版をリリースする計画です。
OESFは2009年3月に発足以来、設置された各ワーキンググループがその活動を活発化させています。今回発表するEMはそれらのワーキンググループの活動成果を集約し、さらに組込みシステム共通のコンポーネント等を追加することにより、組込み機器向けのAndroidディストリビューションとして最適なプラットフォームをオープンソースで提供します。EMの公開により、会員企業はもちろん、全世界の開発者・企業はAndroidをベースとした組込みシステムをより効率的かつ短期間で開発することが可能になるでしょう。また、OESFは日本本部及び台湾・韓国・中国の各支部とのネットワークにより、ソフトウェア開発だけでなくEMに準拠したハードウェア・デバイスの開発及び調達ルートの確立も同時に進めています。
2009年11月18日から開催予定の組込み総合技術展 Embedded Technology 2009 (パシフィコ横浜)ではEM1の詳細を発表するとともに、EM1に準拠した製品プロトタイプのデモ展示も予定しています。

●OESF Embedded Master 搭載機能の例
・ IP Phone Extension
ビジネスフォンやスマートフォンなど、Android上でIP電話(音声/ビデオ通話)を可能にするためのアプリケーション向けAPI及びSIP/RTPスタック、NGNスタック、それらの周辺環境を提供します。

・Digital TV Extension
セットトップボックスやデジタルテレビなどのAndroid搭載機器でデジタルテレビ放送を視聴するためのフレームワーク及びアプリケーション向けAPIを提供します。これによりAndroid搭載機器でのデジタル放送・ケーブルテレビの視聴、BMLブラウザによる情報表示、EPGによる番組予約などが可能となります。

・Multimedia Extension
Androidを搭載した情報家電で、テレビなどの大画面上にハイビジョンクラスの静止画・動画コンテンツを再生可能とするためのマルチメディアフレームワークの拡張を行います。


・DLNA Extention
Android向けのDLNA/UPnPスタック及びこれらを使用するためのアプリケーション向けAPIを提供します。これにより既存のDLNA対応機器とAndroid搭載機器間を接続し、映像や音楽を共有するホームネットワークの構築が可能となります。

・Bluetooth Extension
Androidで標準サポートされていないBluetoothプロファイルの拡張を行います。具体的にはワイヤレス操作を可能とするHIDプロファイル、ヘルスケア機器やゲーム機等との通信に使用するSPPプロファイル、携帯電話等とのファイル交換を行うためのOBEX機能への対応を予定しています。

・Remote Control Extension
Android搭載機器をBluetoothや赤外線対応のリモコンで操作するためのフレームワークを提供します。情報家電やセットトップボックスなど、キーパッドやタッチパネルを持たないデバイスでの使用を想定しています。

・Pointing Device Extension
マウスやポインタカーソルなど、キーパッドやタッチパネルを持たないAndroid搭載機器でのポインティングデバイス機能搭載のためのフレームワークを提供します。

・Network Manager Extension
企業内LANなどでAndroid搭載機器を使用する際の有線LAN対応、固定IPアドレス・ファイヤーフォールなどのネットワーク設定のためのAPI提供を行います。

・User Interface Extension
情報家電やセットトップボックス、ビジネスフォンなどモバイル機器以外のAndroid搭載機器向けにユーザインターフェースの拡張を行います。例えば、テレビなどの大画面で操作するためのランチャーアプリケーションやホームスクリーンなどが該当します。また、それらのGUIを開発するためのアプリケーション向けAPIの提供を行います。

・SDK for Embedded Devices
OESF Embedded Masterを使用してアプリケーション開発を行うための開発者向けSDKを提供します。

 *各機能の詳細及びEM1/EM2それぞれでの対応機能、リリーススケジュールなどの詳細については現在、検討中であり、変更の可能性があります。

●OESF Embedded Masterイメージ



●一般社団法人Open Embed Software Foundation について
Open Handset Alliance のオープンソースプロジェクトであるAndroid をベースとした組込みシステムの開発、構築等の事業に携わる企業により組織され、会員企業間での技術情報の共有、ベースとなるシステムの共同開発、技術者の育成、組込み市場に対する共同マーケティング等を通じて、市場の発展と、各会員の事業の拡大を目指し組織された。詳細情報はホームページhttp://www.oesf.jp/ まで。

名称     :一般社団法人Open Embedded Software Foundation(略称:OESF)
発足年月日 :2009年2月12日
代表者    :三浦 雅孝
事務局所在地:東京都新宿区西新宿五丁目7番5号 アインパール1階
Webサイト :http://www.oesf.jp/

●このプレスリリースに関するお問い合わせは下記へ
一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
TEL: 03-6276-4444 
FAX: 03-6276-3724
Email office@oesf.jp

※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

以上

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